PHP入門というシリーズ – 第二回
前回は画面に文字列を出力するというものを書きました。
プログラム言語というのは非常に多くの種類がありますが、基本的にどの言語でも
- 四則演算
- 変数
- 条件分岐
- 繰り返し
- 配列
- 関数
- データベース連携
という項目を抑えれば考え方が身について来ると思いますので、今回は四則演算と変数について書いていきましょう。
ファイルは第一回で用意したindex.phpでOKです。もし前回のものは残しておきたいという方は適宜ファイル名を変えて保存しましょう(ブラウザで確認する際もそのファイル名にする事に注意)
今回はこれ書きましょう
というわけで今回はこちらです。
<?php $num_1 = 100; $num_2 = 200; $total = $num_1 + $num_2; echo $total; ?>
保存出来たらブラウザに「localhost/php/index.php」と入力して見てましょう。
300という数値が表示されればOKです。
ざっくり解説
今回は変数と四則演算(といっても例では足し算だけですが)について書きました。
変数
変数というのはデータの入れ物、箱だと思いましょう。引っ越しする時に中に何入れたかをダンボール箱に書いておくようなイメージです。「衣類」とか「食器」とか「見ちゃダメ」とか書きますよね。見ちゃダメと書くから見たくなるんですけどね。
上の例ではnum_1という箱とnum_2という箱、そしてtotalという箱を用意しました。箱の名前の先頭には「$」を付けます。これは決まり事なので、俺は付けたくないとかそういうのはナシです。
そして、それぞれの箱に数字を入れてあげます。num_1と書かれた箱には100が、num_2と書かれた箱には200が入りましたね。
totalの箱はどうでしょうか。totalの中身はnum_1とnum_2の足し算の式が入っています。つまり、この足し算した結果をtotalに入れるという事です。
PHPにおける「=」とは等しいという意味ではなく、その箱に入れるという意味を持っています。左と右が等しいのではなく、左に右を入れるという事ですね。
最後にechoでtotalを出力しているので、画面には計算された300という結果が表示されるわけです。
四則演算
四則演算というとあれですが、要は足し算・引き算・掛け算・割り算の事です。日常的に使ってるあれらです。PHPでは
- 足し算 → +
- 引き算 → -
- 掛け算 → *(アスタリスク)
- 割り算 → /(スラッシュ)
と表します。「3×2」は「3*2」と書き、「10÷2」は「10/2」と書きます。
「(200+40)×2」みたいな式も「(200+40)*2」という具合で使えます。
「400+(250÷30)-(10×40)」みたいな式も「400+(250/30)-(10*40)」と書けばOKです。
「300×200÷(100+40+20-10)」みたいな式も、もうしつこいので書きません。
第三回へ続く。。。
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